リフォームは家族全員の意見を取り入れ、十分な予算と期間を用意して進めるものですが、残念ながらリフォームが失敗だと感じる方も少なくはありません。
後悔しないためにも、よくある失敗例を知っておきましょう。
◇家事動線を考えていなかった
掃除・洗濯・調理だけでなく、手洗いや買い物後の荷物の移動など、家族は住宅内で無意識にいつも同じ動線を辿っています。
家事動線と家族の動線が調整されていないと、洗濯物を物干場まで運ぶ手間が増えたり、家族の移動が一箇所に集中するなどの問題が発生します。
◇設備が思っていたものと違う
キッチンやトイレ、洗面台などの住宅設備はカタログだけではデザインや機能が期待と異なる可能性があります。
また、ショールームは広く明るいため、自宅に設置すると「圧迫感がある」「思ったより大きい」「暗い印象」とイメージが違うと感じることも多いようです、
他にも、リフォーム後の間取りを把握していないと、家具や家電が設置できないトラブルが発生する恐れがあります。
事前に購入予定の家具や家電については、リフォーム業者に相談するとよいでしょう。
◇リフォーム業者との話し合い不足
リフォーム業者と十分に話し合うことで、施工主の希望が伝わります。
特に大規模リフォームでは、施主のこだわりや好みを理解してもらうための話し合いが重要です。