2015年、パリ協定では2030年までに遂行する温室効果ガスの削減目標などを掲げました。
そこで、注目されたのが「再生可能エネルギー」です。
◇そもそも、再生可能エネルギーとは?
再生可能エネルギーとは、自然界の持続可能な自然の循環から得られるエネルギー源のことです。
利用時に地球環境への負荷が少なく、化石燃料と比較して二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量が少ない特徴があります。
再生可能エネルギーは、持続可能なエネルギー供給を目指す世界的な取り組みの中心的な役割を果たしています。
◇再生可能エネルギーの種類
・太陽光発電
太陽光発電は、太陽電池によって太陽光エネルギーを電力に変換します。
日照さえあればどこでも発電可能で、最近では住宅用も普及してるので、よく見かけるようになりました。
・風力発電
風力発電は風車を使い、風のエネルギーを運動エネルギーに変換して電力を生成します。
エネルギー変換効率が高く、再エネとして火力発電に匹敵するコスト削減が可能ですが、風の状況に左右されるため安定した発電量が得られないが、風が吹く限り発電可能です。
・地熱発電
地熱発電は活火山や地下の熱源を利用し、蒸気や熱水でタービンを回して電力を生成する方法です。
24時間安定した発電が可能で、余剰の熱を農業などにも利用できる汎用性が魅力で、日本は世界で3番目に豊富な地熱資源を持ち、今後の発展が期待されています。