普段使う電気製品がすぐに使えるのは、発電所で作られた電気が送電線家庭やビルに休む温かく届けられているからです。
発電所は電気を作る場所で、火力発電所、原子力発電所、水力発電所など、発電方法によって種類が分かれます。
そして、送電設備を通じて供給されるのです。
ここでは、送電設備の一種の、変電所について解説しています。
◇変電所
変電所は、「送電用変電所」とも呼ばれ、発電所から送られた電気の電圧や周波数を調整する施設です。
発電所で発電された電流の電圧を変えることで効率的に電力を届け、電気の行き先を振り分けます。
変電所には、電圧を調整する変圧器や、電気の流れを制御する遮断器などが設置されています。
これにより、電気を効率的に配分し、限りのリスクを軽減します。
特に超高圧変電所は、発電所から最初に電気を受け取り、そこから一次・変電所まで電圧を段階的に見て、最終的に使用施設で使いやすい電圧に変換します。
◇配電用変電所
配電用変電所は、送電用変電所から送られてきた高電圧の電気を低電圧に変換し、地域の配電線に供給する施設です。
規模も送電用変電所に比べると小さいですが、私たちにとって最も身近な変電所です。
◇変圧器
電柱の上部にある灰色の円筒型の設備は柱上の変圧器です。
これは配電用変電所から送られてきた高電圧の電気を、家庭用の100Vまたは200Vに変換するためのもので、ビルの電気室や屋上にも設置されています。