外壁や屋根塗装の打合せで使われる「カラーシミュレーター」は、選んだ色をコンピューター上で建物に合成し、完成をイメージしやすくするツールです。
以前は色見本帳でイメージするのが一般的だったため、カラーシミュレーターの登場により実際のイメージに近づけるようになりました。
◇カラーシュミレーターのメリット
カラーシミュレーターの最大のメリットは、お客様に具体的な完成イメージを提供できることです。
以前は、色見本で色を決めるため、「イメージと違った」とトラブルになることがありましたが、カラーシュミレーターを利用することでかなり改善されました。
また、複数のカラーパターンから比較して希望の色を選べる点もおすすめです。
◇カラーシュミレーターの注意点
モニターの違いや面積の大小によって、実際の塗装とシミュレーションの色の見え方が異なることがあります。これを防ぐために、A4サイズの色見本を用意したり、試し塗りを行ったりする業者もあります。
外壁はシミュレーション結果よりも面積が広いため、実際の色見え方が異なることもあるようです。
また、ウェブ上に公開されているカラーシミュレーションには様々な住宅の形が用意されていますが、自身の住宅の形と異なるため具体的なイメージがつかみにくい場合があります。
自身の住宅の形に近いカラーシミュレーションを探すか、外壁塗装業者に依頼して自身の住宅の写真を元に行うカラーシミュレーションを行ってもらい、具体的な塗装工事後の完成イメージをつかみましょう。