フローリングや床材には多くの種類があり、その特徴も様々です。
新築やリノベーション、店舗の内装に使われる床材は、デザインや快適さに影響するため、慎重に選ぶことが大切です。
◇質感を重視したい 「無垢フローリング」
天然木材を切り出した1枚板の床材は、自然素材ならではのナチュラルな風合いと柔らかな肌触り、心地よい香りが魅力です。
木目の美しさや表情の豊かさも人気の理由で、直線的な木目はすっきりとした印象、曲線的な木目は力強さや個性を感じさせます。
◇機能性重視 「複合フローリング」
複合フローリングは、合板を基材に、薄くスライスした天然木材(突板や挽板)を重ねて仕上げたものです。
また、天然木材の代わりに木目調シートを使用した「シートフローリング」もあり、豊富なカラーやデザインから部屋の雰囲気に合ったものを選べます。
さらに、衝撃や汚れに強く、防音性や防アレルギー性など、さまざまな機能を持つ商品も多く展開されています。
◇耐性重視
フロアタイルは、塩化ビニル製の薄い合成樹脂タイルで、木目調やタイル調などデザインが豊富なため、フローリングの代わりに使われることが多いです。
土足対応も可能で、店舗の床材としても利用されており、施工性に優れているのでDIYにも適した素材です。