床暖房の電気代は高い?ランニングコストと節約のポイント

寒い季節に足元からじんわりと温めてくれる床暖房は、とても快適な暖房設備です。

しかし、気になるのが「電気代は高いのでは?」という点ではないでしょうか。

◇床暖房の電気代とランニングコスト

 

電気式床暖房は、8畳で1日8時間使用すると月約8,000円前後が目安。6畳なら1,800~4,300円、10畳で3,300〜8,400円程度です。
温水式床暖房は8畳で月4,500~6,000円、ガス温水式なら約5,100円と、電気式よりやや安くなります。

他の暖房器具と比べると、10畳用エアコンは1時間あたり約24.7円、電気式床暖房は約32.5円、温水式は約18.8円。

こたつやホットカーペットよりは高めですが、部屋全体を均一に暖められる点が魅力です。

 

◇電気代節約のポイント

 

  • ON/OFFを繰り返さない:立ち上げ時に電力を多く使うため、適温での連続運転がおすすめ。

  • 省エネモード・タイマー活用:無駄な稼働を防ぎ、効率よく運転。

  • 断熱対策を強化:窓に断熱シートやカーテンを使い、熱の逃げを防ぐ。

  • 必要なエリアだけ加温:部分的に使うことで効率アップ。

  • 電力プランを見直す:深夜割引など電気料金の安いプランを活用

 

床暖房は、エアコンやホットカーペットに比べて電気代が高い暖房器具ですが、その分「足元からの暖かさ」や「乾燥しにくい」などのメリットです。