中古物件を購入してリノベーション!物件選びの注意点

中古物件を購入して自分好みにリノベーションする住まい選びが注目されています。

しかし、物件の構造や状態によっては希望のプランが実現できないことも。購入前に必ず確認すべき注意点と見極めのコツを解説します。

 

◇間取り変更の可否を左右する建物の構造を確認する

中古物件選びで最も注意すべきなのは、すべての物件で自由に壁を取り払えるわけではないという点です。

建物の構造には、柱と梁で骨組みを構成する「ラーメン構造」と、耐力壁で建物を支える「壁式構造」があります。

 

ラーメン構造は間取りの自由度が高い傾向にありますが、壁式構造の場合は壊せない耐力壁が室内にあるため、間取りの変更が制限されることがあります。

購入前に構造上の制約や、マンションであれば管理規約による水回りの移動制限の有無を専門家とともに確認することが不可欠です。

 

◇見落としがちなインフラの老朽化と総予算のバランス

物件の購入費用が安く抑えられても、目に見えない部分の修繕で想定外のコストがかかるケースがあります。

特に、築年数が経過した物件では、壁の内部にある給排水管の老朽化や断熱性能の不足、耐震基準の適合状況によって、基礎部分の補強工事に多額の費用が必要になることがあります。

そのため、資金計画を立てる際は「物件購入費」と「リノベーション費」を合算した総額で資金計画を立てることが重要です。

事前のホームインスペクション(建物状況調査)などを活用して建物の正確な状態を把握し、優先順位を絞った予算配分を行うことが、予算オーバーを防ぎ満足度の高い住まいを叶えるための確実なステップとなります。