とび・土工工の仕事は多岐にわたりますが、その内の一つとして道路工事作業があります。
道路工事の目的は舗装してきれいにし、地盤を強化することです。
表面部分だけ工事するのではなく、路床工事(土の部分)を強化して整備していきます。
まず最初に測量します。
地盤の角度や傾斜などをチェックします。
次に路床工事。
ブルドーザーなどを使った地盤固めの作業です。
重い車が通っても陥没などが起きないように、地面を固めておく必要があります。
次に路盤工事。
路盤工事とは砂利などを敷き詰めてコンクリートを安定させる下地作業です。
土の部分からいきなりコンクリートを敷き詰めてしまうと、地崩れが起きやすいのでコンクリートが安定するように砂利を敷き詰めていきます。
最後に舗装工事です。
コンクリートを投入して固めていきます。
ここまでの一連の作業を道路工事と呼びます。
ちなみに舗装する場所によってアスファルトとコンクリートを使い分けるケースもあります。
都市部など交通量の多いところでは、だいたいコンクリートによる塗装です。
アスファルトは歩行者天国など、あまり道路に圧力がかからない場所(車の通りが少ない場所)などで利用されるケースが多いです。