屋根工事の仕事にはどんな資格があるの?

 

屋根工事に関連する資格は3つあります。

・かわらぶき技能士
・瓦屋根工事技士
・瓦屋根診断技士

かわらぶき技能士2級は2年以上の実務経験を経て、試験受験資格が得られます。
試験では学科と実技の両方の試験があります。
試験内容は引掛け桟瓦葺き工法に関するものです。
かわらぶき技能士は厚生労働大臣認定の資格です。

瓦屋根工事技士は実務経験3年以上で受験資格が得られます。
現場監督をするための資格として認定されていて、国土交通省認定となっています。

瓦屋根診断技士は、かわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を持っている人だけが受講できる資格です。
この資格を取得すると技術者だけでなく、運営者としての立場で業務に携わることができます。

屋根の診断を行えるので、修理やメンテナンスを受けるときの調査員として活躍することができます。

このように屋根の工事に関する資格は3つありますが、施工面で考えるならかわらぶき技能士、瓦屋根工事技士のいずれかの資格取得を目指したいところです。

ただ、どの資格を取得するにしても実務経験が必要なので、最初は未経験から仕事を始める形で問題ありません。

将来的な資格取得を考慮しておけば十分でしょう。