道路舗装は表面がひび割れを起こしたり、凹凸が激しくなったときの改善目的に行われます。
道路の状態にもよりますが、損傷が激しい場合は、路床工事から行うのが一般的です。
路床工事とは、道路の土台となる部分から改めて作り直す作業です。
道路は表面的な表層以外に、その下の基層、さらにその下の路盤、路床という部分に分かれます。
ひび割れや凹凸が激しいとこの基層や路盤、路床にも影響が出ているケースが多いので、改めて作り直すことが多いです。
まずはブルドーザーなどの重機を使って地面をならし、磁石やクラッシュラン、砂などの資材を投入し、ローラー車で圧力をかけていきます。
そして最後にアスファルト塗装を行い、表面をなだらかにして地面を舗装していきます。
日本は自然災害が多く、特に地震が多いです。
そうなると路盤が歪むこともよくあり、改めて路床工事が必要というケースが多いです。
なお、舗装作業では高温のアスファルトを使用しますが、冷えるまでは表層が安定しないため、路面温度が50℃以下になるまで待たなければいけません。
作業を行ってだいたい2時間ほどすると表面温度が下がるので、それから交通規制が緩和されるケースが多いです。