ガルバリウム鋼板は?どんな場所で使用される?

ガルバリウム鋼板は屋根や外壁などで使用される鋼板のことです。

ガルバリウム鋼板は何層にもなっています。
主にアルミ、合金、鋼、亜鉛などが合わさって作られています。
非常に強度があり、衝撃に強いのが特徴です。

建築メーカーや製鉄会社などで作られています。
戸建て住宅など、一般家庭の屋根や外壁に使用されることは少なく、主に工場や倉庫などで使用されるケースが多い資材です。

一般家庭に使う場合は屋根材としてではなく、屋根材を繋ぎ止める棟板金、雨水の浸入を防ぐ水切り板金などの建材としてガルバリウム鋼板を使うことがあります。

ガルバリウム鋼板の表面は金属の膜で作られていて、素材自体は比較的薄いものになっています。
そのため資材の費用も決して高いものではありません。
工場や倉庫などで、それほど費用を掛けず家屋を建てたいというときに使用されます。

ガルバリウム鋼板は錆びやすいのがデメリットです。
表面がざらついた状態になり、錆びて色が変わってしまうこともあります。
特に湿度が高い場所や水気が多い場所(沿岸地域など)には向いていない資材です。

ただし、ガルバリウム鋼板はメンテナンスをしっかり行えば20年以上持つと言われています。