大工工事とはどんな仕事?

大工工事は一般的に木材や鉄骨などを使った建設作業を指します。
その中でも支柱、梁、壁など建物の構造部分の施工に関わる仕事を指すことが多いです。

例えば天井を作ったり、フローリングを作ったり、棚や階段を作ったりなど。
建物の骨組みと内部の施工に携わる作業は大工の仕事となります。

大工は原寸図の作成や部材の木削り、墨付けなどの基本的な技術を学んでから作業します。
のみ、カンナの研ぎ方、差し金、カンナ、きり、こぎりなどの工具の使い方も最初に覚えるべきことです。

最初は使用工具類の名前、部材の名前、工法の名前だけでも覚えることが多く大変です。

木造建築には色々な工法、建て方、造作がありますのでそういったものを実務を経て習得していきます。
大工仕事に携わる人は一級建築施工管理技士、一級建築士などの資格を所有している人が多いです。
ただ、就業してすぐにこういった資格が必要となるわけではなく、実務経験を経て資格取得を目指せます。

最初は3級技能検定レベルの技量を身につけることが大事です。
具体的にはカンナがけ、墨付け、加工組み立て、釘留めなど。

木材を測ったり、削ったり、組み合わせたりなどものづくり作業が好きな人に向いている仕事です。