窯業系サイディングは、デザインの豊富さと安価な施工が特徴ですが、後悔する点もあります。
今回は、窯業系サイディングの注意点をご紹介します。
◇「凍害」がある
凍害は、外壁材に含まれる水分が凍結と融解を繰り返し、劣化を進行させる現象です。
窯業系サイディングのセメントは水分を吸収しやすく、これにより衝撃に弱くなり、外壁が脆くなります。
特に、寒冷地では防水効果が低下し、雨水を吸収して膨張・収縮を繰り返し、反りや割れ、クラックなどが生じやすくなるのです。
◇メンテナンスの頻度
窯業系サイディングは防水性がないため、塗膜の劣化が耐久性に影響します。
再塗装は10〜15年ごとに必要で、1回あたり100〜150万円の費用がかかり、単純計算で年間維持10万円の費用が発生し、ランニングコストが予想より高く感じることが多いです。
◇熱を吸収しやすい
セメントは熱を吸収しやすいため、家の中が暑くなりやすい特徴があります。
そのため、特に日当たりの良い家では、夏になると室内温度が高くなり、逃げないでは過ごせないこともあるようです。
遮熱効果のある塗料を使用すると、外壁の蓄熱を防ぐことができますが、塗料の劣化によりその効果が低下するため注意が必要です。