珪藻土はもともと外壁や和室の内壁材などに使用されていましたが、最近はインテリアや日用品など身近なグッズの素材として活用されるようになってきました。
珪藻土は水の吸着性があり、さらに速乾性もあることが最大の特徴です。
そして調湿効果もあるので、もし内壁材として使った場合は、湿度を一定に保つというメリットがあります。
珪藻土は水分を中に閉じ込める性質があるので結露したり、水滴として滴れることもありません。
そのためコップなどを置くコースターとして活用したり、お風呂上りのバスマットの代わりとして珪藻土シートなども人気を集めています。
ただ水分を吸収する性質があるとはいえ、使っていない時は風通しの良い場所に置いたり、干したりして水分を蒸発させるようにしましょう。
あまりにも水分の吸収が激しいと、カビの原因になることがあります。
尚、珪藻土の弱点として汚れが落ちにくいという点が挙げられます。
もし汚れがこびりついてしまったら、目の粗いヤスリで擦るのが良いでしょう。
あるいは削るのが嫌な場合は、漂白剤を使ってしっかりと汚れを浮かせ、タオルなどでポンポンと汚れを拭き取るのもお勧めです。
その後、しっかり乾燥させて使用します。
基本的には汚れが付着するような物は置かないようにするのがベターです。