雨漏り修理の工程を紹介

雨漏りが発生した場合の修理方法は天井のしみ、雨漏り箇所を中心に調べていきます。

天井まで雨が染みてしまっているということは、明らかにルーフィングシートと呼ばれる下地材に損傷が見られます。

その場合は屋根材を一度とっぱらって、ルーフィングシートを交換しなければいけません。

ルーフィングシートは防水性を兼ね備えた薄いシートのことです。
簡単に接着できますので、該当部分を剥がして新しいものを貼れば問題ありません。
その上に再び屋根材を取り付けて修理完了となります。

ただ雨漏りを放置している期間が長いと、ルーフィングシートの下の野地板(屋根の骨組み部分)の木材が傷んでしまっている可能性があります。

野地板を乾かしても腐食している症状があれば、その部分の交換も必要になり、かなり大掛かりな修理になってしまいます。

雨漏りが発生している場合は屋根材、ルーフィングシート、野地板の3つの建材の状態を確かめる必要があります。

屋根を修理する場合、おそらく想定価格しか提示されないはずです。
見積もり段階でどこまで損傷しているか、わからないからです。

抽象的な修理代を提示する業者ではなく、どういった修理の場合はいくらかかる、などと具体的な説明をしてくれる業者に依頼するのがお勧めです。