一軒家にお住まいの方が忘れてはいけないのが、屋根と外壁の塗り替えです。家の屋根や外壁は塗装によって保護されていますが、塗膜の劣化により次第にその機能が薄くなってしまいます。また、雨風や紫外線、汚れやコケの付着により、色褪せたり古ぼけて見えたりと美観の点からも塗り直しの必要性を感じるようになります。
- 目安は10~15年に1回
外壁や屋根の塗装は、新築なら10年後、一度塗装した後なら10~15年に一度程度が目安と言われています。ただしこれは立地条件や劣化度合い、使用した塗料により異なってきます。新築の場合は5~7年ほど経ったところで劣化が見られる箇所がないか点検してみると良いかもしれません。
塗り直し後の場合は、前回使用した塗料のグレードにより異なります。近年では耐久性の高い塗料が次々に開発されているので、耐久年数が高いものを選ぶと多少コストがかかっても結果的に塗り直しの回数を少なく抑えることが出来ます。
- 繁忙期は春と夏
外壁塗装の施工が盛んになるのは気候が落ち着いている春や秋です。その他の季節でも塗り直しは可能ですが、あまりにも湿度が高い時や寒い時、雨の日などは、塗装に関する作業は出来ません。混雑を避けるため、オフシーズンに見積もりや相談を済ませておくのも良いでしょう。