暑くなったり寒くなったり、気温が安定しないのが季節の変わり目です。冬が近付き気温が下がってくると、気になるのが空気の乾燥です。寝る前や起きた後など、乾いた空気を吸ってのどや鼻がいがいがと痛くなるのはいやなものですよね。

加湿器を使い始めるのに、いつから使うべきという具体的な時期は特に決まっていません。ですが、暖房器具と一緒に使い始める方が多いようです。気温にも寄りますが、１０月、１１月頃から徐々に使用するご家庭が増えてくるでしょう。

梅雨の湿った空気も不快ですが、乾燥した冬の空気もまた不快なものです。それだけでなく、空気の乾燥は健康状態にも悪影響を及ぼしやすいとされています。風邪やインフルエンザ、乾燥肌などの対策としても、寒くなってきたら暖房と合わせて加湿器を活用しましょう。

ひとつ気をつけておきたいのが、加湿器の使い始めです。長期間使われなかった加湿器の内側にはほこりなどの汚れや水垢、雑菌が潜んでいる場合があります。ご利用の加湿器に付属している説明書をよく読み、お手入れをしてから使うことをおすすめします。

加湿器を使い終わる時期もだいたい暖房と同じです。３月や４月など朝晩でも冷え込みを感じなくなったら、加湿器の出番はそろそろ終わりでしょう。