木造住宅に使用される構造用パネルとは

建築で使用される構造用パネルとは、薄く砕いた木片に耐水性のある接着剤を加え、圧力や熱を加えてプレスし成形したものです。OSB(Oriented Strand Board・配向性ストランドボード)と呼ばれる木質系面材の中で日本農林規格に適合しているものを指し、木造住宅の構造用部材として使用されます。

似たような名前で構造用合板というものもありますが、こちらは薄い板状の木材を向きを変えて合わせたもので、見た目から区別が可能です。

 

構造用パネルの原料は、ヤマナラシ(アスペン)など建材としては利用しづらい低質の広葉樹です。柔らかく曲げ強度の低い木材は建築材料としては不適合なのですが、加工することで構造用の木材として使用できるよう製造されました。見た目からリサイクル品と誤解されることも多いのですが、材料となる木材はほとんどの場合が新品です。

現在流通している構造用パネルは全て海外からの輸入材となっており、国内では生産されていません。生産地によっては広葉樹以外の木材を材料としていることもあります。

 

構造用パネルは、主に木造住宅の壁や床、屋根の下地材として使われています。性能に応じて1級から4級に区分されており、級ごとに対応する用途が異なります。ホームセンターなどでも販売しており、容易に入手することが可能です。