耐震等級とは?地震に強い家づくりのために、耐震等級について知っておこう!

地震大国の日本では地震に対する備えや対策はとても重要で、そのため建物の耐震について知らなければいけません。

しかし、建築のプロでない限り建物の設計図を見て耐震度合いを知るのは難しく、そこで誰でも耐震度合いについてわかるように目安として定められたのが「耐震等級」です。

耐震等級とは建物の地震に対する強度を表したもので、1から3のレベルあり耐震等級3が最も耐震性が高くなります。

まずは等級ごとに解説をしましょう。

 

◇ 耐震等級1

建築基準法で定められた最低限の耐震機能が満たしていることを示しています。

きわめてまれに発生する大型地震に対して建物の損傷が防ぐことができ、倒壊や崩壊しないレベルの耐震性の構造計算をされています、

2016年4月に起こった熊本地震のレベルの地震をイメージしてもらうとよいでしょう。

 

◇ 耐震等級2

耐震等級1の1.25倍のレベルの地震に耐える強度があることを示しています。

災害時の避難場所として指定されている学校や病院・警察などの公共施設は耐震等級2以上と定められています。

 

◇ 耐震等級3

耐震等級1の1.5倍の耐震強度があり、耐震等級の中では最も耐震性が高く、地震発生時の災害救助拠点となる消防署や警察は耐震等級3以上と決められています。