瓦屋根と金属屋根のどちらを選ぶ?それぞれの特徴を解説!

住宅で使用する屋根の種類はいくつかありますが、中でもよく使用されているのが「瓦屋根」と「金属屋根」です。

それぞれの特徴を見てみましょう。

 

◇ 瓦屋根

瓦屋根は食器を同じ陶器の屋根素材で表面に釉薬が塗られている「釉薬瓦」や、焼成方法で発色させる「いぶし瓦」等の種類があります。

「いぶし瓦」は時間の経過と共に深い色合いになるのが特徴で、どちらも耐用年数は60年と長く、そのうえ色褪せることなく半永久的に発色のメンテナンスは必要ありません。

また、瓦は雨水等の外的要因によって劣化や破損がなく耐久性に優れていて、仮に瓦が1枚破損してもその部分1枚だけを交換するだけで済むためメンテナンスも簡単です。

他にも瓦は熱を通しにくいため断熱効果もあります。

 

◇ 金属屋根

金属屋根にはカルバリウム鋼板、アルミ合金板等いくつかの種類があり加工しやすいのが特徴です。

特にカルバリウム鋼板はデザイン性の高い屋根が施工できるため色々な屋根で使用されています。

金属屋根は非常に軽量で継ぎ目がないことから雨水は入り込まず、そのため経年劣化がしにくくメンテナンスの費用がほとんどかかりません。

耐用年数も30年と長いですが瓦屋根からリフォームする場合に屋根が薄くなるため、雨音等が家の中に伝わりやすくなります。