意外と知らない!屋根に雨樋が必要な理由とは?

普段見落としがちな雨樋には、実は家を守る重要な役割があるのをご存知でしょうか?

そこで、ここでは見落としがちな雨樋の重要な役割を解説したいと思います。

 

◇ 建物を守る

雨樋には雨水を屋根から集めて排水設備に流す役割があり、雨樋がなければ雨水が直接外壁にかかります。

そうなると、外壁塗装が剥がれてしまいそこから雨水が侵入してしまい、それが家の劣化を早める原因となるのです。

 

◇ 騒音対策

雨水は屋根から軒下へと落ちて、地面に落下すると騒音が発生します。

長時間続く雨音はかなり耳障りなものとなり、時には近所迷惑になることもあり、騒音対策としても雨樋は必要になります。

 

◇ シロアリ対策

雨水が軒先から落ちると土台の基礎部分が濡れてしまいます。

そうなるとそうなると湿気が溜まりやすくなってしまい、そこへ湿気を好むシロアリが発生しやすくなるのです。

 

◇ 外壁が汚れやすくなる

雨樋がないと雨水が外壁に直接かかると雨水の汚れが外壁に付着するため外壁が汚れてしまいます。

また、湿った外壁は苔が発生する原因となり、家の美観が大きく損なわれる原因となるのです。

 

最近では、建物の美観のために雨樋を取り付けない家もありますが、家を汚れや劣化から守るためにも、雨樋は必要です。