ユニバーサルデザインとは、年齢・能力。状況に関わらず、多くの人が使いやすいように考慮されているデザインです。
日本では1990年代から知られるようになり、幅広い建築物や製品、環境で使用されています。
ユニバーサルデザインには7つの決まり事あります。
1、公平性
誰でも使えて、手に入れることができることです。
例えば自動ドア、段差のない歩道、手すり付きの階段が当てはまります。
2、自由度
使う人の能力や好みに合わせて使い方を選べることです。
身近なところでは多目的トイレは車椅子の人や、小さなお子様を連れた人も使用することできます。
3、単純性
使い方が単純で誰でも判ることです。
缶ビールには点字があるのをご存知でしょうか?
これは、点字で「ビール」と書いてあり、目が見えない人がコーヒーやジュースと間違えないように工夫されているのです。
4、明確さ
使う人にとって情報が理解しやすことも条件のひとつです。
電車の中では次の駅を伝えるのに音声案内・文字・点字と様々な手段を使用してすべての人に伝えます。
5、安全性
使用時に安全であることで、危険防止機能を搭載している家電などがあります。
6、身体への負担が少ない
力を使わず、無理な姿勢を取ることなく使えることで、レバーハンドル式のドアが当てはまります。
7、空間性
十分な大きさが確保されているもので、優先駐車スペースがそうです。