建設リサイクル法とは?詳しくわかりやすく解説します!

建設リサイクル法とは平静12年5月に施行された法律で、正式名称は「建設工事に係る資源の再資源化等に関する法律」です。

建設リサイクル法が施行された背景には減らない不法投棄の問題がありました。

建設リサイクル法について詳しく見てみましょう。

 

◇ 建設リサイクル法とは

建設リサイクル法は簡単に言うと工事現場での、建設資材のリサイクルを目的に制定された法律で、建設時に廃材が発生する工事が対象になっています。

そのため、一定規模の解体や新築、増改築工事を施工すると、現場で発生した廃材は分別解体をして、リサイクルすることが義務付けられました。

建設リサイクル法に違反すると1年以下の懲役または50万円以下の罰金、事前届け出の未提出は20万円以下の罰金と罰則があります。

 

◇ 建設リサイクル法の対象

建設リサイクル法の対象物は、「コンクリート」「木材」「アスファルト」「コンクリートや鉄製の建設資材」等の特定建設資材を用いた工事です。

他には、床面積80㎡以上の解体工事、床面積500㎡以上の新築・増改築、1億円以上の建物修繕などの工事が対象です。

また、建設リサイクル法の対象となる工事を施工する前には、都道府県へ届けなければいけません。