マカダム舗装の5つの特徴を詳しく解説!

「マカダム舗装」とは砕石を敷き詰めていく道路舗装法のことで、スコットランド人のジョン・ラウドン・マカダムが考案したことから「マカダム舗装」と呼ばれるようになりました。

あまり見かけることはありませんが交通量が少なくて、地盤の弱い場所の道路舗装によく用いられています。

マカダム舗装の主な特徴を見てみましょう。

 

◇ 施工が簡単

砕石を道路に敷き詰めてマカダム式ローラーで締固めるだけなので、他の舗装方法に比べると施工が簡単なので施工期間が短くてすみます。

 

◇ コストが安い

使用する資材が基本的には砕石がほとんどなのでコンクリートやアスファルト舗装に比べると安くなり、工期も短いのであまりコストがかかりません。

 

◇ 滑りやすい

マカダム舗装は工期短くてコストも安いためメリットが多いのですが、滑りやすいのが大きな欠点です。

そのため、交通量の多い道路には向いていません。

 

◇ 見た目が美しい

マカダム舗装には気品があり、趣のある外見の良さは大きな特徴です。

 

◇ 耐久性に優れている

一般的な砂利と違い、表面に粗さがある砕石を使用していて、その砕石がローラーで固めることで噛み合うようになり、それがマカダム舗装の耐久性を高めています。