玄関のドアや窓を開けておく「アームストッパー」は、「レバーストッパー」とも呼ばれている金具です。
アームストッパーは建具の上部に取り付けられていています。
◇アームストッパーの役割
アームストッパーは扉の上の部分に設置されている棒状の金具で、ステンレス等の金属でできています。
扉が開いた状態を保てるようにするだけでなく、滑り止めや扉が閉まるときに鴨居に当たって大きな音がしたり、傷が付かないようにするための「戸当たり」の役割もあります。
似ている金具に「ドアクローザー」があり、アームストッパーとドアクローザーは形は似ていますが、用途は反対で扉を油圧によって自動に閉めるための装置です。
そのため、アームストッパーとドアクローザーを一緒に設置することはできません。
◇アームストッパーの種類
アームストッパーには扉の面に取り付けて使用する(面付けタイプ)には金具が外から見えないものもあります。
上框に彫り込んで取り付ける(埋め込み型)には狭い戸当たりでも取付可能なものもあり、他には扉を開けたい角度に留めておけるアジャスタータイプがあります。
取り付けは難しくないので、DIYが得意な方はご自身で設置・調整をすることも可能です。