「エクステリア」とは、住まいの外側に広がる空間全体を指す言葉です。
対になる言葉としてよく耳にするのが「インテリア」ではないでしょうか。インテリアは、イスやテーブル、ソファなどの家具を含めた家の内側の空間を意味します。
それに対してエクステリアは、家の外にある塀や門、タイル、アプローチ、駐車スペースなど、建物を取り囲む外構部分すべてを含んだ空間を指します。
つまり、建物を除いた“外まわり”の空間全体がエクステリアに該当するのです。
今回は、そんなエクステリアが果たす役割についてご紹介します。
◇住まいのイメージアップ
家の“顔”ともいえるエクステリアは、周囲に与える印象を大きく左右します。
美しく整えられたエクステリアは、住まいへの満足度やマイホームのイメージアップに繋がります。
◇防犯とプライバシー保護
エクステリアは、住まいの見た目だけでなく、プライバシーや防犯の面でも重要な役割を果たします。
例えば、敷地に隙間があると車や人が侵入しやすくなったり、窓の前に遮るものがないと室内が外から丸見えになってしまうことがあります。
こうした問題には、塀やフェンスの設置が効果的です。また、防犯対策としては、歩くと音が鳴る防犯砂利、人感センサー、登りにくい素材の塀など、機能的な外構を取り入れることで対策が可能です。
エクステリア全体を計画的に整えることで、プライバシーの確保や防犯性の向上につながります。