SPF材とは?特徴やメリット・デメリットを解説!

お手軽な価格でホームセンターなどで簡単に手に入りやすいことから人気の「SPF」。

DIYやツーバイフォー工法の構造材としてよく用いられています。

 

◇【SPF】とはどんな素材?

「SPF」とは北米産の針葉樹であるスプルース(Spruce/トウヒ)、パイン(Pine/松)、ファー(Fir/もみの木)の3種類の頭文字を取っています。

これらの木材は他の種類に比べると白く、柔らかいことから加工がしやすいうえに、成長がとても早いので比較的安価で手に入ります。

加工がしやすいためDIY初心者でも容易に取り扱えるとして人気があります。

 

◇【SPF】のメリットとデメリット

SPFのメリットは加工がしやすいこと、そして成長が早いので大量生産されているため無垢材であっても比較的安価なことです。

また、ホームセンター等で販売しているSPFはあらかじめ研磨されているので、表面を塗装しなくても綺麗なことでしょう。

 

一方でデメリットは、柔らかいが故に加工中に傷が付きやすことです。

また、成長が早いぶん木の密度が低く、シロアリなどの害虫被害に合いやすいことや、耐水性も低いため外で使用する場合は、防水性の高い塗料を塗るなどの対処が必要なことが挙げられます。