「鎧戸(よろいど)」とは?特徴と用途を解説

「鎧戸」とは幅の狭い薄板を一定の間隔で平行に取りつけた扉です。

 

◇鎧戸とは?

鎧戸は主にドアや窓などに設けられているもので、金属製のものは「ガラリ戸」、「ルーバー」とも言い、他にはガラス製の羽板を付けた窓で羽板で角度が変えれるものは「ジャロジー」と呼ばれています。

主に幅の狭い羽根板をブラインドのように斜めに並べてできたいて、平らな羽だけではなく、山形の形状をした物も使われており、可動式と固定式があります。

羽根板を「羽板」または「鎧板」と呼ぶことから鎧戸と呼ばれるようなりました。

視線を遮ることから洗面所や浴室で使われたり、換気ができるのでクローゼット扉に使用されることもあり、場所によって使い分けることができるのが特徴です。

 

◇鎧戸の用途

鎧戸は視線や日差し、風を遮ることができ、採光や通気用にも利用できます。

例えば、大型の鎧戸をベランダに取り付けると外からの視線や直射日光の遮断ができ、目隠しや防犯の意味でも役立ちます。

他にも、キッチンは浴室と同じくらい湿気が溜まりやすいところなので、キッチンの窓に設置をすると湿気対策にもなります。

また、外側の窓に取り付けて雨戸代わりとして利用することもあり、台風等の横からの風雨を防止するのに効果があります。