ラグスクリューは大きな木材に使用される金属製のネジで、頭部がナットの形状をしています。

ラグスクリューは、建築や木工プロジェクトにおいて、耐震性を確保するための金具の取り付けや、補強金具の留め付けに用いられています。

ラグスクリューは強力な締め付けが可能であり、通常の木ネジでは強度が不足する場合に使用されるのが一般的です。

ただし、そのまま使用すると木材を割ってしまう可能性があるため、使用する際には必ず下穴を事前に開けてからネジを差し込み、スパナやレンチを使用して締め付けなくてはいけません。

ラグスクリューは強力な固定力を持っていますが、材料が乾燥すると痩せる可能性があるため、定期的な点検と調整が必要です。

◇コーチスクリューとの違いは？

ラグスクリューはコーチスクリューよりも首下径が太く、形は似ていますが明確にはコーチスクリューとは違うものです。

最も大きな違いはメッキの違いで、コーチスクリューはクロメーキメッキでの処理されています。しかし、建設現場では大きく分けて、ラグスクリューのことをコーチスクリューと呼ぶことが多いようです。