意外と知られていない!道路舗装の種類について

道路舗装は道路や通行エリアの地盤を砂・砂利・砕石で基盤を整え、使いやすい表面を作る工程です。

一般的にはアスファルトやコンクリートを使用していますが、それ以外にも道路舗装には種類があるのをご存知でしょうか。

 

◇道路舗装にアスファルトやコンクリートが多い理由

アスファルトとコンクリートが道路舗装で広く使われる理由は、安価で美しく仕上げられる点にあります。

昔の道路は砂利や敷石が主流でしたが雨でぬかるんだり、経年劣化で凹凸ができたりして歩行や走行に不便が生じました。

そこで登場したのがアスファルト舗装です。

アスファルトを使用することで、地面を平らできて歩行や車両の走行を容易にし、経年劣化にも強く、美しい状態を長く保つ舗装が実現しました。同様に、セメントで砂利を固めたコンクリートもほぼ同じ理由です。

さらに、アスファルトやコンクリートの原材料が安定して供給されるようになったことも普及の要因の一つです。

 

◇アスファルト、コンクリート以外の道路舗装

車道に使われるのは、クルマの通行に必要な強度を確保するためブロック系舗装と2層構造系舗装です。

一方、脂系混合舗装や土系舗装、木質系舗装、さらにはインターロッキングブロック舗装は、主に歩道や軽い荷重が掛かるエリアに使用されます。