「珪藻土」とは?活用するメリットを知ろう!

珪藻土(けいそうど)は、海や湖の底に積み重なった単細胞の植物プランクトン「珪藻」の遺骸が何百万〜何千万年もの年月を経て化石化してできた粘土状の土を基にした建材です。

日本で古くから壁材として使われてきました。

ここでは、珪藻土を活用するメリットを解説します。

 

◇珪藻土を活用するメリットとは?

・調湿効果

珪藻土は四季を通じてお部屋の湿度を快適に保つ調湿効果があります。

珪藻の殻の部分が多孔質構造となっており、室内の仕上げ材として使用されると、湿度が高い場合に湿気を吸収し、逆に湿度が低下すると吸収していた湿気を放出します。

これにより、「呼吸する壁」とも呼ばれる珪藻土は、室内の湿度を調整し一定に保つ調湿効果がメリットです。

 

・防臭効果

珪藻土は湿気だけでなく、匂いも効果的に吸収するため、防臭効果も備えています。

この特性を活かして珪藻土を壁材として使用することで、料理やタバコの匂いはもちろん、ホルムアルデヒドなどの有害物質も吸収してくれるため、室内の環境をより快適かつ安心なものにします。

 

・デザイン性に優れている

珪藻土は非常に多彩なカラーバリエーションがあり、部屋のデザインに合わせてカラーを選択し、アクセントとして活用できます。

また、様々な塗り方により異なる模様を生み出すことができるため、フラットな壁はもちろん、家族独自のオリジナルなデザインも実現可能です。