ガルバリウム鋼板のメリットとデメリットとは?

ガルバリウム鋼板は、金属の素材であり、鉄合金の板に金属のメッキ加工が施されたものです。

主に屋根や外壁に使用され、多くの建材メーカーが採用しています。

金属系サイディングの一種であり、2000年代に住宅用建材として登場して以来、その見た目のおしゃれさや機能性が注目され、広く普及してきました。

 

◇ガルバリウム鋼板のメリット

  1. 耐用年数が長い:素材自体が耐久性に優れており、長期間にわたって使用できます。

  2. 耐震性が高い:軽量かつ耐震性に優れており、地震などの自然災害に強い素材で、家の基礎部分に負担をかけないため、地震時にも安全性が高いです。

  3. サビに強い:他の金属と比較しても、ガルバリウム鋼板はサビに強く、耐久性が高いです。

  4. スタイリッシュな外観:独特の雰囲気を持つガルバリウム鋼板は、色や形状のバリエーションが豊富なので、外観をスタイリッシュに演出することができます。

 

◇ガルバリウム鋼板のデメリット

ガルバリウム鋼板は薄さが特徴であり、そのため衝撃に弱く凹みやすいという性質を持ちます。

公園付近や車庫周りなど、衝撃が激しい場所では注意が必要です。

もうひとつは、断熱性が低いことがあります。

しかし、近年では断熱材を組み込んだ「断熱材一体型」の製品が多く販売されており、金属建材のデメリットである断熱性や遮音性の補強が可能となっています。