近年、省エネや災害用に家庭用蓄電池を取り入れる方が増えました。

そこで、今回はこれから家庭用蓄電池を検討している方へ向けて、選ぶ際のポイントをご紹介します

◇蓄電容量をチェックする

容量によって使用できる電力量や時間が異なります。

蓄電池には停電時には、特定の回路だけで使う特定負荷タイプと、家中すべてで使える全負荷タイプがあります。

容量が大きいほど使用時間は増えますが、費用も高くなるため、予算やライフスタイルに合わせて選びましょう。

蓄電池を設置する主な経済的目的は「余剰電力の活用」と「深夜電力の活用」に二分されます。どちらの目的を優先させたいかを基準にして、蓄電池に必要な蓄電容量を考えてください。

◇設置場所の大きさ

設置場所に合うサイズかどうか事前に採寸しましょう。

大型のものは屋外のみ、コンパクトなものは屋内にも置くことができ、最近ではマンションでも設置が増えています。

◇停電時にどれだけ使用できるのか確認する

停電時に使える電気は安心に直結します。使用する機器の組み合わせによりますが、最大でどれくらいの電気を使えるかも、蓄電池選びの重要なポイントです。

◇寿命

充放電の回数（サイクル数）によって寿命が決まります。保証回数を超えると蓄電容量が減少します。メーカーや製品ごとに回数が異なるので確認しておきましょう