選ぶ前に知っておきたい!床材の種類別の注意点

家づくりを考える中で、床材選びはとても重要です。

床材の種類にはフローリング、クッションフロア、フロアタイル、カーペット、そして畳など、それぞれが異なる材質、色、模様を持っています。

最適な床材を選ぶためには、床材の注意点も知っておきましょう。

 

◇フローリング

【無垢フローリング】

自然素材をそのまま使うため、施工方法が同じでも仕上がりにばらつきが生じることがあります。スケアが必要です。

【複合フローリング】

表面の仕上げ材が薄いため、物を落としたりすると床材が傷つきやすいことがあります。

 

◇クッションフロア

クッションフロアのデメリットは、耐用年数で、接着性が劣化することで剥がれやすくなります。

また、湿気が溜まるとカビが生えやすいことや、高熱を発するものに接触すると溶けるため注意しましょう。

 

◇フロアタイル

フロアタイルは、ポリ塩化ビニルで作られたタイル状の床材で、クッション性がなく、適度な硬さがあるので床に直接座るお部屋には不向きです。

 

◇カーペット

カーペットはホコリやちりを吸着しやすく、水をこぼすと乾きにくいため、多湿状態が続くとダニの餌となります。

ダニの繁殖を防ぐためには、定期的にスチームクリーナーやリンサークリーナー、掃除機でお手入れすることが必要です

 

◇畳

畳のデメリットは、定期的なメンテナンスが必要である点です。

数年ごとに畳を裏返したり、表替えを行う必要があり、これによりフローリングと比べて維持費がかさみます。

また、畳は湿気を吸収しやすいため、ダニやカビが発生しやすいことも注意点です。