木製のインテリアは、暖かみがあり、流行にも左右されにくいので昔から人気の素材です。
こちらでは、木製のインテリアの印象を決める「木目」について解説しています。
◇「木目(もくめ)」とは?
木目は木の生長過程で現れる年輪の模様で、木の成長の過程や歴史を反映し、木の種類や切り方によってさまざまなパターンがあるのが特徴です。
年輪の幅が広い場合は速く成長したことを表し、幅が狭い場合はゆっくり成長したことを示し、年輪を見るとその木の成長過程がわかるのです。
木目は同じ模様にはならず、見え方によって木の個性や雰囲気が変わります。
◇木目の種類
木目は主に「板目」と「柾目」に分けられます。
- 板目: 曲線の木目で、木の生命力と力強さを感じさせる独特の模様が特徴です。フローリングなどにもよく使われます。ナチュラルテイストや北欧インテリアに取り入れて、木の温かさと温もりを感じさせます。
- 柾目: まっすぐな木目が特徴で、スタイリッシュでスッキリとした見た目が特徴です。モダンインテリアや和室など、静かな雰囲気を求める空間に最適です。家具や建具に使われることが多く、木目の主張が控えめなので、自然に空間に溶け込みま落ち着いた雰囲気になります。