すのこの特徴と、マットレスの下にすのこが必要な理由とは?

すのこは、日本で古くから使われてきた木板を組み合わせた製品です。

最近では通気性の良さが評価され、ベッドやマットなど様々なすのこ製品が販売されています。

 

◇すのことは?

すのこ(スノコ)は、薄い木の板を太い角材に打ち付けた製品です。

主に浴室の床や押し入れの床に敷いて通気性を確保し、カビ予防に使われ、湿気を吸収して発散させるため、ベッドやマットレスにも適しています。

すのこは隙間があるため湿気が溜まりにくく、カビ防止に役立ちます。

また、収納床部に敷くことで湿気対策となり、ベッドやマットレスの下に使うことで、睡眠中に発生する湿気を防ぐ効果も。

一般的には、強度があり水気に強いひのきや、キリ、パイン材、スギなどで作られていて、すのこは木の香りを楽しめるため、リラックス効果も期待できます。

 

◇すのこの必要性について

マットレスの下にはさまざまな敷物がありますが、通気性の良いすのこがおすすめです。

すのこを使うことで空間が生まれ、通気性が向上します。

防湿シートやアルミ断熱シートもありますが、単独では効果が限定的で、すのこと併せて使用することで、より効果的な湿気対策ができます。

また、直置きのマットレスは、湿気や結露で劣化しやすくなります。

ウレタンマットレスは弾力が失われ、スプリングマットレスは錆びることがあるため、マットレスを長く良い状態で使いたいなら、すのこを敷くのがおすすめです。