土間コンクリート工事はなぜ高い?工事代金が高い理由を解説!

床面に使われる土間コンクリートは、耐久性が高く人気のある仕上げです。

外構工事でよく使われる素材ですが、内装に使えば無機質なデザインが空間のアクセントにもなるため人気がありますが、工事代金が比較的高いと言われています。

 

◇土間コンクリート工事とは?

土間コンクリートは、地面に砕石を敷き、その上に生コンクリートを流し込んで舗装する方法です。

コンクリート層には、強度を高めひび割れを防ぐために鉄筋のワイヤーメッシュが組み込まれています。

耐久性が高く、住宅の外構や駐車スペースなど、さまざまな用途に適しています。

 

◇土間コンクリートが高いと言われる理由

土間コンクリートの主な材料であるセメント、砂、骨材などを混ぜた「生コンクリート」は、コンクリートミキサー車でなければ運搬できません。

最近では、生コンクリートの価格も高騰しているのも一因です。

その他、土間コンクリートの下地となる砕石やワイヤーメッシュなども必要な材料も値上げが続いています。

さらに、土間コンクリートの仕上げや、季節によって乾燥速度が異なるため、材料の選定や養生期間の管理には職人の高度な技術が求められます。

一人前の職人になるには、通常5年以上の経験が必要だと言われており、こうした要因から、土間コンクリートの価格はどうしても高くなりがちです。