耐震等級は、地震に対する建物の強さを示す重要な指標であり、特に日本のような地震が頻発する地域では、家を選ぶ際に非常に大切なポイントです。
耐震等級を知ることで、自宅や購入を検討している物件がどの程度地震に耐えられるのかを把握できます。
今回は、耐震等級の調べ方について詳しく解説し、安心して住まえる家選びをサポートします。
◇耐震等級の調べ方
耐震等級を調べる方法には主に3つあります。
・登録住宅性能所の確認
2000年以降に建てられた住宅では、住宅性能評価書が作成されている可能性があります。
この書類には耐震等級が記載されているため、まずは手元にあるかどうか確認しましょう。書類がない場合は、管理会社や不動産業者、建築会社に問い合わせることで入手できます。
・登録住宅性能評価機関へ依頼する
住宅性能評価書がない場合や、2000年以前に建てられた住宅の場合は、登録住宅性能評価機関に評価を依頼します。
この方法では、専門家が実際に建物を調査し、耐震等級を含む住宅性能を評価します。
費用は約10〜20万円程度かかりますが、正確な評価を得られます。
・専門家による耐震診断
建築士や耐震診断の専門家に依頼して、耐震診断を受けることも可能です。
この方法では、建物の構造や使用されている材料、築年数などを考慮した上で、耐震性能を総合的に評価します。