
冬の暖房といえばエアコンやファンヒーターが一般的ですが、近年は床暖房の人気も高まっています。
床暖房は足元から部屋全体を温めるため、空気が乾燥しにくいといわれますが、実際にどの程度乾燥を抑えられるのか、エアコンとの違いを比較しながら解説いたします。
◇床暖房の仕組みと空気の乾燥への影響
床暖房は、床下に設置したパネルや温水配管で床面を暖める「輻射(ふくしゃ)熱」を利用しています。
この方式は、空気を直接加熱するのではなく、物体を温めるため、部屋の湿度をほとんど下げずに暖かさを感じられるのです。
そのため、エアコンやファンヒーターのように暖房で空気が乾燥して喉や肌に負担がかかることが少ないのが特徴です。
また、足元から均一に温まることで快適性が高く、温度差による体へのストレスも抑えられます。
◇エアコン暖房との違いと使い分けのポイント
一方、エアコンは空気を直接温める「対流式暖房」です。空気を循環させるため、暖かさは感じやすいものの、湿度が下がりやすく乾燥しやすいのが特徴です。
そのため、長時間使用すると喉や肌の乾燥だけでなく、ウイルスの活動が活発になりやすい環境になることもあります。
床暖房は乾燥しにくく快適ですが、立ち上がりに時間がかかるため、短時間で部屋を暖めたい場合はエアコンと併用するのが効果的です。
用途やライフスタイルに応じて使い分けて、快適で健康的な冬の暮らしが実現しましょう。