・鏝(こて)
左官工の代表的な道具と言っても良いでしょう。
コンクリート塗るための道具です。
手に持って使用し、コンクリートを平にする役割があります。
塗装する、補修するときに使います。
また、鏝とセットで鏝板(コテばん)も使います。
コンクリートやモルタルなどを鏝板に置いて、そこから少しずつとってレンガやタイルに塗っていきます。
材料をいちいち取りに行く手間を省くために使用されている板です。
ちなみに広い面積用の角コテ、中塗りコテ、仕上げ用の細い仕上げコテなどがあります。
・目地削り
タイルの目地やレンガの目地に使う削り取り用の工具です。
タイルやレンガには模様や境界線があります。
その部分を削って綺麗にしたり、補修するときに使います。
主な使用場所としてビル、マンション、アパートなどの外壁、お風呂の床などがあります。
左官工だけでなく、市販でも流通している工具なのでし比較的なじみのあるものでもあります。
・レーキ
コンクリートなどの表面をならす時に使う道具です。
ある程度平らにしたい場合は、いきなりコテを使うのではなく、レーキで慣らしてから使います。
凸凹が目立つ場合はレーキを使うことで表面がなだらかになり、気泡などが外に出てきます。
表面が硬くならないようにする効果もあります。