ドアクローザーとは、扉や戸を開いた状態で一時的に壁や柱に固定するための金具で、風で扉が勝手に閉じるのを防ぐ役割もあります。
ドアクローザー調整は、シンプルで専門知識がなくても簡単に行えます。
◇ドアクローザー調整の手順
ドアクローザーの調整には、以下の工具があれば十分です。
- プラスまたはマイナスドライバー
※一部の機種では専用スパナが必要
調整弁はドアクローザー本体の側面にあり、形状はほとんどがプラスかマイナスです。適切なサイズのドライバーを使えば調整が可能です。
1 アームストッパーの調整ネジをドライバーで回し、開閉の重さを調整します。(ドアを開閉する際に少し抵抗を感じる程度が目安です)
- 時計回りに回すと重くなります。
- 反時計回りに回すと軽くなります。
◇調整時の注意点
商品を調整する際は、電動ドライバーの使用を避けてください。
電動ドライバーを使用すると、過剰な力がかかり、商品の不具合や破損を引き起こす恐れがあります。
調整を試みても不具合が改善されない場合は、無理に作業を続けず、以下のいずれかに修理を依頼してください。
- 取り扱いの建築業者または工務店
- 購入した販売店
適切な対応を行うことで、商品の安全性や性能を維持できますので、専門家への相談をお勧めします。