足場組立はビルやマンション、商業施設などの建物を建てる時に作業する仮設作業床や通路の組み立てです。

クレーン車など機械だけで全て建物が作れるわけではありません。
作業員が外壁を設置したり、塗装することで建物が完成します。

それを補助する時の作業台が足場組立です。
建物が完成したら全て足場も解体します。
足場組立設置、解体までが主な業務です。

足場組立は一般的に土木作業、建築作業、とび工などと分類されます。

足場組立の給料は初任給は比較的安いものの、経験を積むことで上昇が見られる職種です。
初任給だと大体月給換算で15万円から20万円ほど。
経験を追うごとに上昇していき、30代になると30万円前後まで飛躍する方もいます。

また、日雇いでの従業員も多く、日給で8000円から1万2000円ほどというケースが目立ちます。

年収換算では年代によって大きく差があります。
20代だと320万円から380万円ほど、30代だと370万円から420万円ほどというケースが多いです。

ばらつきがあるのは、企業や作業内容によって分かれるケースが目立つためです。
足場組立業務は比較的体力を要する仕事で、10代後半から20代の従業員が多いです。
体力勝負の仕事ということもあってか中高年以降の社員は少ない傾向にあります。