とび・土工工ではどんな道具や工具が使われている?

 

 

とび・土工工でよく使われる道具を紹介します。

・ハンマー(トンカチ)

足場組立や解体で使用します。
足場組立は釘などで結合させるわけではありませんが、接地部分をハンマーなどを使ってはめて、安定させるために使用します。
同様に組み立てた鉄板を取り外す時にハンマーで叩いて外します。

・セーフティーワイヤー

肩から腰にかけてワイヤーを装着し、高所などの作業で落下を防ぐ為に使用します。
住宅など高さが5m程度では装着しないで作業することもありますが、原則使用するのが建設業界では当たり前のルールになっています。

・ラチェットレンチ

ボルトやナットを締めたり、緩める時に使います。
また、トレンチの先には「シノ」と呼ばれる鉄骨の穴を合わせたり、番線を占める機能がついています。

高所での作業の場合、落下を防ぐため、落下防止具の取り付け用穴も用意されています。(落下事故が発生することが多かったため)

・ボルトクリッパー

線材を切断する時に使用します。
鉄線、硬銅線、ケーブル線。ワイヤーロープなど固い素材も切れるため、鳶業界では重宝する道具の一つです。

建設現場や土木工事などで使用することも多く、腰につけている工具ホルダーに備えている人も多いです。