管工事とは通称、または総称のような感じなので具体的にどの仕事を管工事と呼ぶかは業種によります。
ただ、一般的に管工事と言って連想するのは下記の業務です。
・水道管工事
・冷暖房空調配管工事
・給湯配管工事
例えば水道管工事なら家庭用の上水道配管、浄水場で下水処理場へ流すための浄水配管などがあります。
他には商業施設やビル、マンションなどに設置された空調機の配管工事もあります。
冷暖房を設置するだけでなく、それをコンプレッサー等を通じて外気まで送る必要があります。
そういった仕組みづくり含めて管工事と呼ぶケースがあります。
管工事の作業員になるにあたって、何か特別な資格が必要ということはありません。
「管工事施工管理技士」という資格こそあるものの、まだ入社段階でそういった資格を持っている人は稀です。
実務を経て、そういった資格取得を目指す方が多いです。
例えば、1級管工事施工管理技士になるには実務経験が3年必要、2級でも1年半必要です。
仕事しながら知識を増やしていく方が大半です。
管工事になるにあたって施工管理法や建築設備法、排水、衛生設備情報など、ある程度知識があればプラスに働きます。
しかし最初は特に経歴や実績はあまり気にする必要はないでしょう。