左官工事でエクステリアというとどんな作業のこと?

 

エクステリアとは家の前のフェンス、塀、バルコニー、車庫、庭園などのことです。
その部分で左官工が施工するのは主に外壁や塀。

最初に養生し、モルタル塗布前にきれいにします。
次にモルタルをコテにつけて、塗っていきます。

凹凸が出ないように平坦に塗る方法が一般的ですが、レンガ調や和柄デザインなど、最近はおしゃれな外壁も増えています。

そういったデザイン性を求められているのも最近の左官工の特徴です。

なお、左官工が使う塗料はモルタルが主流ですが、最近は珪藻土壁や漆喰壁など種類も豊富です。
水はけが良いものや高級感を演出するものなど、さまざまな塗料が存在します。

外壁の場合は外気の影響(風の強さ、湿度、日照時間など)を受けやすいので、天候も気にしながら施工する必要があります。

例えば、風の強い日に施行してしまうと、ゴミやホコリがついてしまうため、あまり施工するのに向いていません。

最近の家はモルタルによる外壁塗装を行わないので、左官工の需要は減っていますが、エクステリアに関してはまだまだ職人による技術を最大限引き出す施工が行われています。

ただのベタ塗りではなく、独創性のあるものが必要なので、経験のある左官工だけが活躍している状況です。