戸建て住宅の基礎工事とは、どんな工事?

戸建て住宅の基礎工事というと、家の土台となる部分までの施工を指します。
具体的には、下記の工程全てが基礎工事です。

1、磁石作業

家を建てる部分を平らに整地し、磁石を敷き詰めていきます。
地盤を安定させたり、増強することが目的です。


2、防湿フィルムの貼り付け

次に床下に湿気がたまらないように、防湿フィルムを貼ります。
湿気が溜まってしまうとカビや腐食の原因になるので、それを防ぎます。


3、スラブ配筋、検査

スラブ配筋とは鉄筋コンクリートを配置する際の鉄筋のことです。
柱などの骨組みを正しく設置する際に必要なものです。
そして配筋検査は設計図通りに正しい位置に施工されているかを確認します。
配筋の本数や長さ、歪みなど問題ないかチェックしていきます。

4、ベース打ち、型枠施工(生コン)

次に型枠を組み、コンクリートを流し込んでいきます。
型枠がしっかりと固定されていないと、コンクリートによって歪むことがあるので、この型枠施工はとても重要です。
コンクリートを流し込んだら、養生期間として3日ほど間をあけます。

また、湿気対策として土台との間にパッキンを設置し、通風を良くします。

 

以上が戸建て住宅の基礎工事です。

この部分がしっかりしていないと耐震性、耐久性に関係してきますので重要な施工です。