大工工事とは、どんな工事のことを指すの?

 

大工工事は建造物全般に関する施工業務を指します。

型枠工事、足場組立工事、造成工事、防水工事、塗装工事、建築工事などすべて大工工事の一つと考えられています。

 

しかし、大工工事の代表的なものといえば、やはり家を建てる柱や梁などを組み立て、施工していく作業でしょう。
木材や建材を搬入し、基礎工事を行っていきます。
最初に配筋組み立てを行うための基礎外周型枠を設置します。
そしてコンクリート打設が終わったら養生し、破損防止に努めます。

その後、屋根、外壁を作り、内装工事も行ってきます。
内間仕上げ工事を行って竣工となります。

例えば、地域の工務店などが家を建てる場合は建築に関するすべての業務を一貫して行う場合が多いです。

 

それに対し、大型商業施設やビル、マンションなどを建設する際は、様々な施工会社が下請けとして入り、それぞれの業務を遂行することが多いです。

例えば基礎工事はA社、内間仕上げ工事はB社というように、組み立て部分と最後の仕上げ部分を分けて作業するケースも多いです。

大工工事は、建設物の初期段階に関わることが多いと考えておきましょう。

大工工事は若い方を中心に活躍している現場です。

デスクワークなどよりも力仕事がメインの仕事となります。