日本の住宅で増えているトップヒートバリアーとは?

 

近年、日本の建築物は遮熱材を採用し、部屋の温度を調節できるような施工が増えています。
遮熱材を使うことで部屋の温度が一定に保たれ、電気を使う機会が減り、省エネ対策につながります。

また、遮熱材を使うことで気温の変化が一定に保たれ、結露が出にくく、木材、窓、サッシなど腐食せず、良い状態で維持できるメリットもあります。

 

そして今、注目されている遮熱材の一つにトップヒートバリアーがあります。
トップヒートバリアはアルミ純度が高い遮熱材の一つで、太陽光をさえぎり、反射させる効果があります。

ただし100%を反射させるわけではなく、太陽光のうち2%は室内に浸透することがわかっています。

つまり、程よい日差しだけを室内に取り入れることができ、部屋の温度を保てるというわけです。

 

トップヒートバリアー遮熱材は屋根や壁材などで使用されるケースが増えてきました。
それでいて、決して高価な資材というわけではないので、低コストで導入することができます。

室内の温度が急上昇することもありませんので、真夏でもエアコンの設定温度を28℃ぐらいでも問題ないと言われています。

優れた遮熱性を誇るため、採用するハウスメーカーも増えています。