近年増えているスマートハウス。
IT技術を使って家庭内のエネルギーを作り出したり、消費量を抑える家づくりのことを指します。
具体的には、太陽光発電や蓄電池などを使って制御する方法。
太陽光で電気を溜めておき、必要な時に必要な分だけ使うことで通常の電気使用量を抑えることができます。
電気は電気会社から供給を受けて使うのが当たり前でしたが、今後は電力は自給自足で生活していく人が増えていくでしょう。
そうすれば停電時などでも電力会社の供給に関係なく、電気を使用することができます。
特に震災時は電気が使えず、大きな社会問題になりました。
今後もそういった自然災害は起こりえます。
電気を自給自足する状況が整えば、困難な状況でも慌てることなく、電気を使うことができます。
そして社会全体で電気を使う量が減っていけば、エコにつながります。
エネルギー消費を抑えることでCO2(二酸化炭素)を排出することがなくなり、地球や環境にやさしい家づくりが実現します。
また、経済的側面から見ても光熱費が削減されますので、より快適な生活が実現します。
現在、ハウスメーカーと電気メーカーで業務提携が加速しています。
太陽光発電や蓄電池は居住者の意向によって別途設備を整える形ですが、今後はハウスメーカーが太陽光パネルや蓄電器が付いた住宅を販売するケースも増えていくでしょう。