日本の建物でよく使われている外壁材とは

日本の建物も時代の変化とともによく使われる外壁材が変わってきています。

一昔前まではモルタルが主流でした。
セメントと砂を混ぜたもので、左官工が塗装して壁を塗るのが一般的でした。

しかし左官工一人一人の技術によって仕上がりに差がある点や施工期間がかかるなどデメリットも多いため、だんだんとモルタルは減ってきています。

そして現在、主流になってるのが窯業系サイディング。
すでに作られた外壁材となっているため、簡単に外壁材として取り付けられます。

左官工による技術で差が出ることもありません。
誰が施工しても同じような景観を保つことができます。

ただし、つなぎ目部分のコーキングはしっかり行わないと、ひび割れや腐食、外壁材の剥がれにつながります。
その部分さえしっかり施工すれば長い間、状態を維持できます。

そして、アパートやマンション工場などの外壁材として多いのが金属系サイディングです。
金属板を加工し、外壁材として使用しています。

メッキ、ガルバリウム、アルミニウム、ステンレスなどが使用されています。
窯業系サイディングに比べて、やや錆びやすく定期的なメンテナンスも必要です。
外壁材として量を多く必要とする時などに使用されます。